吾コーヒー豆の産地で厳選されたコーヒー生豆を信州・長野で再び、発芽させます【イミー株式会社特許】。その発芽コーヒーを、それぞれの豆が持つ特徴を生かす焙煎プロファイルにより、焙煎しました。発芽させると、コーヒー本来のマイルドな旨味を作り出し、その味わいは、誰が淹れてもスペシャリティコーヒーに匹敵するものです。是非、一度、信州が生んだ信州発芽珈琲をお試しください。
左図は、エチオピア産モカ豆の未発芽・発芽コーヒーの味わいを比べたものです(長野県工業技術試験センター殿にて)。未発芽のものに比べて、モカの酸味がしっかり表れています。実際、モカ、コロンビア、マンダリンなどのコーヒーの味わいは、それぞれの豆の特徴をより引き出しています。長野県工業技術総合センター
弊社では、コーヒーの味わいを第三者的に評価するために、長野県工業技術総合センター殿の味認識装置を使用致しました。8通りの味覚が評価できます。酸味、苦味雑味、渋味刺激、旨味、塩味、苦味、渋味、旨味コクです。
実際に、他の焙煎豆を入手し、豆の味わいを比較してみました。信州発芽珈琲エチオピア(モカ)を基準としたときの味わいの違いを表しました。
このコーヒーは、スペシャリティコーヒー、エチオピア産のゲイシャの焙煎豆を得たものです。浅煎りのため、とても酸味が強く、主張のある味でした。発芽珈琲の酸味も他の焙煎豆と比べて高いため、モカとしての味わいを楽しめると思います。
これは有機のモカ豆です。モカ独特の酸味が弱いため、少し面白味の欠けた味わいでした。
塩味が強いコーヒーでした。それ以外は全体的に大人しい感じです。
収集発芽珈琲で、もっとも癖が無く、酸味・苦味のバランスが取れているのがコロンビア産です。このコロンビア産を基準にしたときのそれぞれの味わいの特徴を紹介します。
エチオピア産モカは、酸味と塩味が非常に強く、一方で苦味雑味が殆ど感じられない仕上がりです。酸味を好まれる方は、是非、モカ豆独特の酸味をストレートで味わってみて下さい。
インドネシア産マンデリンは、酸味が殆ど感じられないコーヒーです。一方、飲まなければ味わえない、独特の苦みと旨味が感じられます。苦味がお好きな方、酸味が好きでない方、ミルクの添加やエスプレッソで楽しみたい方にお勧めです。
グァテマラ産は、コロンビア産よりも全体的に主張が小さい味わいに仕上がっています。それではつまらないと感じるかもしれませんが、疲れた時の一杯には、主張のない優しい味わいが最高です。
ブラジル産は、マンデリンと同様に酸味が小さい、しかし、旨味や塩味がきちんと表現されているコーヒーに仕上がっています。特に、ミルクを添加したとき、砂糖なしのコーヒー牛乳の甘さに感動を与えてくれます。また、甘いスイーツを食べながら、ストレートを飲むとき、その甘さ、旨味を引き立てるでしょう。
コロンビア産は、一番、バランスが整っているコーヒーです。少しの酸味と苦味が程よく効いて、ストレートでも、ミルクやクリームを添加しても、楽しめる総合力のあるコーヒーです。コーヒーを選ぶのに迷ったらまず、コロンビア産をお選び頂き、その後、他の銘柄を比べて楽しまれるのをお勧めします。
信州発芽珈琲エチオピア産モカ豆の主な化学成分をまとめたものです。発芽コーヒーの方が若干量のアミノ酸の検出が見られました。また、酸味は乳酸、酢酸が増えています。これが酸味が増した原因だと思われます。試験データ:長野県工業技術総合センター殿にて計測